【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は15日、韓米の関税・安全保障分野の交渉結果を盛り込んだ「ジョイント・ファクトシート」(合同説明資料)を巡る政策協力に向けた定例協議の初会合が16日にソウルで開かれると発表した。

 韓国からは同部の鄭然斗(チョン・ヨンドゥ)外交戦略情報本部長が米国からはケビン・キム駐韓大使代理が出席する。対北朝鮮政策全般について、韓米間の政策方向を調整する場になる見通しだ。

 ジョイント・ファクトシートに「両首脳が対北政策と関連して緊密に協議する」と盛り込まれたことから、首脳会談のフォローアップのための協議という性格もある。

 同会議を巡っては、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が「協議の主体は統一部」と主張したことで、統一部と外交部の主導権争いが取り沙汰されたが、統一部は初会合に参加しないと発表した。

 外交部は同会合について、名称や説明をせず「韓米協議」と表現した。これについて外交部当局者は「新しい協議体の創設ではなく、定例的に緊密に協議するということに重点が置かれた」と説明した。

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