李在明政権
暫定水域内に中国が構造物を無断設置 李在明大統領「境界沿いにちょっと越えたもの」発言を野党が批判「中国の代弁者か」
【TV朝鮮】(アンカー)
韓中間の確執の要因となっている西海(黄海)上の構造物について、李在明(イ・ジェミョン)大統領が中国に提案した内容が公開され、物議を醸しています。「西海上の構造物は中国側の境界から少しだけ越えているものだ」「構造物が設置されている共同水域に境界線をはっきり引けば解決できる」と言ったのです。これを巡って批判する声も上がっています。チェ・ミンシク記者がお伝えします。
【写真】「ちょっと越えた」と語る李在明大統領
(記者リポート)
中国は2018年から西海沖に違法構造物を16基設置しています。
李大統領はこのうち、「中国が養殖場の管理施設だと主張している構造物の一部を撤去することになった」と言いました。
(李大統領)
「養殖場の施設が2つあるそうで、それを管理する施設がまた別にあるそうです。ですが、管理する施設は、まあ『撤去するよ』と言っていますから、多分移すことになると思います」
また、現行の暫定措置水域の代わりに新たな境界線を引くことを提案したそうことで、構造物の位置についても言及しました。
(李大統領)
「共同水域の中で、中国側の境界沿いにちょっと越えてきたものです。簡単に中間の所に正確に線を引いてしまおう、あなたたちの思い通りに線を引いて…」
これに対して、韓国国会の国防委員長で最大野党・国民の力所属の成一鍾(ソン・イルジョン)議員は「少しだけ越えていようが、大幅に越えていようが、国益を守るのが大統領の責任だ」と批判しました。
(韓国外国語大学の康埈栄〈カン・ジュンヨン〉教授)
「漁業協定に基づいて協議しなければならない状況なのに、海洋境界画定完了前にこの領土問題に言及することは、中国に新たな口実を与える恐れがある」
韓国外交部(省に相当)は李大統領の発言後、「期待表明次元での言及だ」との見解を示しました。
李大統領はまた、中国と連携した不正選挙陰謀論を「正気ではない話だ」と述べた上で、ヘイトスピーチ(憎悪発言)と扇動に警戒すべきだと強調しました。
(李大統領)
「(韓国ネット通販最大手)クーパンの(個人情報大量流出という)犯罪行為者は中国人だが、どうしろと言うんですか。日本人ならその時から日本人を嫌うんですか?」
外交懸案の他に、(都市開発事業不正疑惑の)大庄洞事件や(北朝鮮が韓国海洋水産部〈省に相当〉公務員を銃撃・殺害したとされる)西海公務員射殺事件など、検察が控訴を放棄したことに対する批判については、「なぜ検察を責めないのか」と言いました。TV朝鮮、チェ・ミンシクがお伝えしました。
(2025年1月7日放送、TV朝鮮『ニュース9』より)