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韓国プロ野球ロッテが「日本流育成」導入へ 高津前監督ら3人を招聘
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球・ロッテジャイアンツは3日、日本プロ野球のヤクルト前監督の高津臣吾氏(57)が同球団のスペシャルアドバイザーに就任すると発表した。世界トップレベルにある日本野球の底力は、厚い投手層に支えられている。国際大会でも韓日の打線に大きな差は見られないが、投手力については格差を痛感するのが実情だ。同球団はこうした日本野球の投手育成の秘訣(ひけつ)を吸収するため、今回の招聘(しょうへい)に踏み切った。
高津氏は韓国の野球ファンにも馴染み深い人物だ。ヤクルトの守護神として活躍した後、米大リーグ(MLB)を経て、2008年に40歳で韓国プロ野球のウリ・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)に入団。わずか18試合の登板ながら防御率0.86という強烈な印象を残した。その後、台湾プロ野球や日本の独立リーグも経験し、44歳で現役を引退。日本プロ野球での通算成績は598試合に登板し、36勝46敗286セーブ、防御率3.20。日本の野球殿堂入りも果たした。
引退後は古巣ヤクルトの投手コーチや2軍監督を経て、2020年に1軍監督に就任。2021年にはチームを日本一に導いた。高津氏は昨シーズン限りでヤクルトの監督を退任しており、ロッテが素早く獲得に動いた形だ。
高津氏は「選手のコーチ」というよりは「球団スタッフのコーチ」としての役割を担う見通しだ。育成強化を明確にしたロッテジャイアンツは、最近も「フロントが専門性を持ち、現場を支えるフロントが学んでこそチームは強くなる」と強調している。
また同球団は、昨シーズンまで阪神タイガースで1軍投手コーチを務め、チーム防御率を日本プロ野球12球団で1位に押し上げた金村曉(さとる)氏(49)を投手統括コーチとして獲得した。
さらに、2018年から昨年まで読売ジャイアンツでフィジカルコーディネーターとして球団全体の育成システム設計や管理を担った久村浩氏(54)をストレングスコーチとして獲得した。トレーニングによるけが防止だけでなく、選手の運動能力を最大限に引き出す役割を担う。