政治総合
被告人・李在明に破棄差し戻し言い渡した最高裁判事が国会小委に出席、与党議員らがつるし上げ「謝罪せよ」「辞任せよ」
【TV朝鮮】(アンカー)
朴英在(パク・ヨンジェ)裁判所行政処長が、就任後初めて韓国国会法制司法委員会にやって来ました。大法官(最高裁判事)の朴処長は昨年5月、有罪の趣旨で破棄差し戻しとなった李在明(イ・ジェミョン)大統領の選挙法裁判の主審を務めていました。与党議員らは、大統領選挙に介入しようとしたとして辞任まで要求しました。判決が気に入らないからといって謝罪や辞任まで要求する進歩(革新)系与党「共に民主党」議員の頭に、三権分立というものがあるとは思いますが、よく分かりません。チョン・ミンジン記者のリポートです。
【写真】秋美愛・国会法制司法委員長「(被告人・李在明の)判決の『は』の字も言ってません」
(記者リポート)
初めて法司委にやって来た朴英在裁判所行政処長に向けて砲門を開いたのは、秋美愛(チュ・ミエ)法司委員長です。
(秋美愛/国会法制司法委員長)
「昨年6月3日、どういう仕事をしていましたか」
(朴英在/裁判所行政処長)
「大法官として勤務していました」
(秋美愛/国会法制司法委員長)
「あの日は無くなるところでした。その場合、どうなっていましたか?」
野党議員の抗議
「それをなぜ尋ねるんですか?」
(秋美愛/国会法制司法委員長)
「判決の『は』の字も言ってません」
(郭圭沢〈クァク・キュテク〉/国民の力議員)
「質問の意図は分かり切ってるんじゃありませんか?」
(秋美愛/国会法制司法委員長)
「まあ! 委員長になんて態度を取るんですか!」
与党議員たちは「大統領選挙介入」「反乱」だと称し、朴処長が主審を務めていた李在明大統領の選挙法事件の大法院判決を問題にしました。
(金容民〈キム・ヨンミン〉/共に民主党議員)
「この国の運命が変わるかもしれませんでした。司法府の傲慢(ごうまん)な反乱行為のせいで!」
朴処長は、手続きに合った判決だと反論しましたが、与党の追及は続きました。
(朴英在/裁判所行政処長)
「憲法と法律に基づいて行った、手続きに合った判決だと申し上げるほかありません」
(全賢姫〈チョン・ヒョンヒ〉/共に民主党議員)
「憲政秩序破壊に事実上加わる、あり得ない判決なのに。8万ページの記録全部読んだんですか?」
(朴英在/裁判所行政処長)
「記録を全て、必要な範囲内で全て読みました」
(金起杓〈キム・ギピョ〉/共に民主党議員)
「すぐに辞任してください!」
国民の力は、民主党がまたも司法府の上に君臨しようとしている、と反発しました。
(申東旭〈シン・ドンウク〉/国民の力議員)
「大法院の判断を(巡って)ずっと国民への反省、謝罪を要求し続ける、これが果たして国会と言えますか?」
(朱晋佑〈チュ・ジンウ〉/国民の力議員)
「国民の意向を掲げて司法府を嘲弄(ちょうろう)し、圧迫する国を、われわれは『独裁国』と呼びます。いつからか、民主党の司法府侵奪は日常になりました」
朴処長は、与党が推進している裁判訴願制度について「国民を訴訟地獄に陥れかねない」と懸念し、法歪曲(わいきょく)罪については「司法の独立を侵害する余地が大きい」という野党の指摘に同意しました。TV朝鮮、チョン・ミンジンがお伝えしました。
(2026年2月4日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)