経済総合
韓国・新韓金融グループの25年純利益 2桁増で過去最高に
【ソウル聯合ニュース】韓国の金融大手、新韓金融持ち株会社が5日発表した2025年12月期通期の連結決算によると、新韓金融グループの当期純利益は前年比11.7%増の4兆9716億ウォン(約5323億円)だった。貸出金の増加に伴う利息利益の拡大や、証券市場の好況による手数料利益の増加が寄与し、過去最高を更新した。
項目別では、グループの利息利益が11兆6945億ウォンで前年比2.6%増加した。韓国銀行(中央銀行)による政策金利引き下げの影響で、グループ全体の純利息マージン(NIM)は1.90%、傘下の新韓銀行は1.56%と、それぞれ前年から0.03ポイント、0.02ポイント低下した。
新韓金融持ち株会社の関係者は「純利息マージンの低下にもかかわらず、積み上がった資産成長の影響で利息利益が増加した」と説明した。
手数料など非利息部門の利益(3兆7442億ウォン)も14.4%増加した。証券受託などの手数料、有価証券、保険関連の利益がそろって成長したためという。
グループ会社別では、新韓銀行の純利益が前年比2.1%増の3兆7748億ウォン。新韓投資証券の純利益は3816億ウォンと前年(1792億ウォン)の2倍以上に急増した。一方、新韓カードの純利益は16.7%減の4767億ウォンにとどまった。
25年10~12月期のグループ全体の純利益は5106億ウォンで、前年同期(4061億ウォン)比では25.7%増加した。ただ、直前の7~9月期(1兆4235億ウォン)と比較すると64.1%急減した。
同社関係者は「希望退職費用などの季節的要因で前の期より減少したが、これを除いた経常利益は安定した水準を維持した」と伝えた。
25年10~12月期基準のNIMは、グループ全体が1.91%、新韓銀行が1.58%だった。7~9月期と比較すると、グループ全体で0.01ポイント、新韓銀行で0.02ポイントそれぞれ上昇した。
新韓金融持ち株会社はこの日の決算発表に先立ち取締役会を開き、株主還元として25年10~12月期の1株当たり配当金を880ウォンとすることを決めた。これにより25年の年間配当金は計2590ウォンとなり、総株主還元額は現金配当1兆2500億ウォンに自社株買い1兆2500億ウォンを加え、計2兆5000億ウォンに達した。
同社関係者は、昨年の株主還元率が50.2%に達したと言及し、韓国政府が推進する企業価値向上策「バリューアップ・プログラム」で掲げた3大目標の一つである「還元率50%」を早期に達成したと説明した。