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「スリクソン」ゴルフボール広告に虚偽・誇張 韓国当局が課徴金
【世宗聯合ニュース】韓国の公正取引委員会は9日、住友ゴム工業の韓国子会社で、スポーツ用品ブランド「スリクソン」のゴルフボール販売などを手がけるダンロップスポーツコリアに対し、虚偽・誇大広告を行ったとして是正命令と課徴金2億600万ウォン(約2200万円)を科したと発表した。
公取委は、虚偽または誇張された情報が同社発表のプレスリリースを基にした記事形式で流布され続けているとして、是正命令を受けた事実を公式サイトに掲載するよう命じる公表命令も出した。
公取委によると、同社は2022年8月から公式サイトやSNS、ユーチューブ、屋外広告などで、スリクソンのボールについて「KPGA使用率1位」や「2022年KPGAプロが選んだ最も影響力のあるボール(22年7、8、11月使用率1位)」などと宣伝していた。公取委は、これらの広告には虚偽や誇張が含まれており、消費者の誤認を招いて合理的な商品選択を妨げる恐れがあると判断した。
ダンロップ側は、2022年7、8、11月の一定期間、韓国プロゴルフ協会(KPGA)主催の1〜3部ツアーを合算した使用率で1位だったと説明している。しかし、公取委は提出された証明資料が同期間に開催された18大会のうち12大会の使用率にとどまっており、広告内容を裏付ける客観的な実証がなされていないと指摘した。
また、「KPGA使用率1位」との表記は、消費者が1〜3部の全ツアーではなく、主要な1部ツアーでの1位と認識する可能性が高い点も問題視された。
公取委はプロ大会での使用率を偽るなどした広告は、公正な取引秩序を乱す恐れがあり、表示・広告の公正化に関する法律に違反すると説明。「1位」という排他的で絶対的な表現を使用する場合、客観的な資料に基づいて事実であることを立証しなければならないと強調した。