韓国国民が自分の健康状態に最も大きな影響を及ぼす要因として「お金」を挙げた、という調査結果が出た。

 1月25日に発表された韓国健康増進開発院の「2025年健康認識調査報告書」によると、昨年10月31日から11月14日にかけて全国の満20歳以上70歳未満の成人2000人を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者の33%が健康に最も大きな影響を及ぼす要因として「収入および社会的水準」を選択したという。以下、「運動施設、公園などのインフラといった物理的環境」(14.8%)、「遺伝的要因」(12.8%)、「個人の生活様式および克服技術」(11.5%)などの順で後に続いた。2023年と2024年の調査では「遺伝的要因」が1位だったが、昨年の調査では認識の中心が経済的要因に移行しているのが特徴だ。

 年代別に見ても、同様の流れが見られた。20-30代の青年層(29.6%)、40-50代の中年層(36.4%)、60代の老年層(32.6%)のいずれも、収入と社会的水準が健康に及ぼす影響が大きいと考えていた。

 ただし、要因2位は異なっていた。青年層と中年層は「運動施設、公園などのインフラといった物理的環境」を、老年層は「個人の生活様式および克服技術」をそれぞれ2位に挙げた。

 健康的な生活を実践するのが難しい理由としては、「意志が弱く怠慢だから」(35.8%)が最も多かった。そのほかにも「仕事や日常生活が忙し過ぎて時間がないから」(20.7%)、「努力してみたが大きな変化を感じられなかったから」(8.8%)などの回答が見られた。

 健康的な生活のために投資すべき適正な金額は月平均27万3000ウォン(約2万9000円)と考えているものの、実際の投資金額はその半分に過ぎない平均13万9000ウォンだった。健康的な生活のために最も多くのお金を投資する分野は「食生活」が42.3%で最も多く、次いで「運動」(28.8%)、「病院での治療」(16.1%)の順だった。

 健康的な生活のために投資すべき適正な時間は週平均8.0時間と考えられている。しかし、実際に費やしている時間は週平均5.3時間に過ぎなかった。最も多くの時間を投資している分野は「運動」が51.7%と半分以上を占め、次いで「食生活」(31.3%)、「病院での治療」(8.8%)などの順だった。

 回答者が希望する期待寿命は平均83.8歳、病気の期間を除いた希望健康寿命は平均78.7歳だった。

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