北朝鮮総合
ミラノ五輪 韓国は金3・銀4・銅3で13位=10代の活躍光る
【ミラノ聯合ニュース】22日に閉幕するミラノ・コルティナ冬季五輪で、韓国選手団は日本時間22日午前までに金メダル3個、銀メダル4個、銅メダル3個を獲得し、総合13位につけている。お家芸のスピードスケート・ショートトラックで金2個、銀3個、銅2個を獲得。1個以上のメダル獲得を目標に掲げた雪上種目では金1個、銀1個、銅1個と、目標を大きく上回る成果を挙げた。総合順位トップ10入りの目標は果たせなかったが、前回2022年北京大会(金2個、銀5個、銅2個で総合14位)を上回る成績を残した。
なかでも10代と20代前半の若手選手が目覚ましい活躍をみせた。
◇17歳チェ・ガオン 不屈の逆転金メダル
18年平昌大会で李相昊(イ・サンホ)が銀メダルに輝き、五輪雪上競技で韓国勢史上初のメダルを獲得して以降、韓国はスキー・スノーボードでメダルから遠ざかっていた。
しかし、今大会では一気にメダル3個を獲得した。
17歳の女子高校生、チェ・ガオンがスノーボード女子ハーフパイプ決勝で、3連覇を目指したクロエ・キム(米国)を制して頂点に立った。1、2回目の試技で転倒し、競技続行も危ぶまれたが、最後の3回目で完璧な演技を披露し、劇的な逆転優勝を果たした。
スキー・スノーボードで韓国史上初の金メダルで、同種目でクロエ・キムが樹立した五輪金メダルの最年少記録(17歳10カ月)を更新する17歳3カ月で頂点に立った。
また、試合数日後、手のひらの骨が3カ所折れていたことが明らかになり、不屈の精神に驚きが広がった。
スノーボードではそのほか、男子パラレル大回転で金相謙(キム・サンギョム)が銀メダル、女子ビッグエアで18歳のユ・スンウンが銅メダルを獲得した。
◇ショートトラック復活 スピードスケートは24年ぶりメダルなし
お家芸のショートトラックは指導者の交代を巡る混乱の影響で、金メダル獲得は厳しいとの悲観的な見通しも出ていた。
大会序盤、混合2000メートルリレー準決勝で新鋭キム・ギルリが転倒した米国選手と接触して転び、メダル獲得に失敗した。
しかし、男子1000メートルで18歳の林鐘彦(イム・ジョンオン)が銅、男子1500メートルで黄大憲(ファン・デホン)が銀、女子1000メートルでキム・ギルリが銅メダルを獲得し、雰囲気が一変。女子3000メートルリレーでは奇跡的な逆転レースを展開し、金メダルを獲得。王座を奪還した。
ショートトラック最終日には男子5000メートルリレーで銀メダル。女子1500メートルではキム・ギルリが金メダルに輝き、エースの崔珉楨(チェ・ミンジョン)は銀メダルとなった。
ショートトラックで女子チーム最年少のキム・ギルリは今大会、金2個、銅1個を獲得。崔珉楨は五輪通算7個目のメダルを獲得し、夏季・冬季あわせて韓国の五輪最多メダル記録を更新した。
一方、スピードスケートでは韓国はメダルなしに終わった。五輪でメダルを獲得できなかったのは02年のソルトレークシティー大会以来24年ぶり。
また、フィギュアスケートでは男子のエース、車俊煥(チャ・ジュンファン)が韓国勢過去最高の4位入賞を果たした。
期待が高まっていたカーリング女子では1次リーグ最終戦でカナダに敗れて10チーム中5位となり、準決勝進出を逃した。