裁判
内乱裁判で一審無期懲役 被告人・尹錫悦が控訴「事実認定の誤りと法理の誤解を明らかにする」
内乱首謀者の疑いが持たれている韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が、一審で無期懲役を言い渡されたことを不服として控訴した。
尹・前大統領の弁護人団は24日、メディア向けの告知を通して、内乱首謀者事件の判決に対する控訴状を提出したことを明らかにした。
【一審の判断】「国憲紊乱目的はあったか」「暴動はあったか」「大統領が直接決定、指揮したか」「検察・公捜処の内乱罪捜査は適法だったか」
弁護人団は「法廷記録はもちろん後日の歴史の記録の前でも、今回の判断の問題点をはっきり残すべき責任があると考えている」「その責任の下、一審判決が抱えている事実認定の誤りと法理の誤解を明らかにしようと思う」とした上で「特別検察官(特検)の無理な起訴、その前提の上で行われた一審の矛盾した判断と政治的背景に対し、決して沈黙しないだろう」とコメントした。
当該事件を審理したソウル中央地裁刑事25部(裁判長:池貴然〈チ・グィヨン〉部長判事)は今月19日、12・3非常戒厳を宣布した尹・前大統領の内乱首謀者容疑を有罪と認め、一審で無期懲役を言い渡した。裁判部は「内乱罪は国家の存立と憲法的機能を破壊し、法秩序自体を否定する行為」だとし「尹・前大統領などは合法的な手続きを無視し、暴力的な手段を通して国会の権能行使を不可能にして民主主義の価値を毀損(きそん)した」と判じた。
尹・前大統領を起訴した趙垠奭(チョ・ウンソク)内乱特検チームもまた、今月23日におよそ2時間半の内部会議を開いた後、控訴の方針を定めたと伝えられている。
イ・ミンギョン記者