▲イラスト=UTOIMAGE

 トルコのサッカー・スタジアムで、飛んでいたカモメがサッカーボールに当たり、グラウンドに落下する事故が発生した。2月26日に米紙ニューヨーク・ポストなどが報道した。

【写真】サッカーボールが直撃したカモメに心肺蘇生術を施す様子

 報道によると、この事故はイスタンブールのゼイティンブルヌで開催されたメブラナカピ・グジェルヒサル対イスタンブール・ユルドゥム・スポルの第1アマチュアリーグ・プレイオフ決勝戦の前半で発生した。

 前半22分、イスタンブール・ユルドゥム・スポルのGKムハメット・ウヤニクがクリアしたボールが高く上がった時、問題の状況が発生した。運が悪いことに、グラウンド上を飛んでいたカモメがボールを避けきれずに当たって墜落したのだ。

 当時の中継映像を見ると、地面に落ちたカモメはあおむけになったまま倒れ、動かない。カモメが微動だにしないため、チームのキャプテンであるガニ・チャタンがすぐに駆け寄り、心肺蘇生を始めた。他の選手たちも近づいてカモメの状態を見守るなど、助けの手を差し伸べた。

 選手たちの迅速な処置のおかげで、カモメはやがて意識を取り戻した。チャタンはカモメを抱えてグラウンドを走り、医療スタッフに引き渡した。それを見守っていた観客たちは拍手を送った。

 クラブ側は交流サイト(SNS)「インスタグラム」で当時の様子を撮影した映像をシェアし、「キャプテンのガニ・チャタンがスタジアムで心肺蘇生術(CPR)を試み、カモメを蘇生させた」と投稿した。

 この日の試合でイスタンブール・ユルドゥム・スポルは残念ながら敗北を喫したが、チャタンは後悔していないと語った。そして、「優勝は逃したが、命を救う手助けができたのは良かった。これはチャンピオンシップよりも重要なことだ」と語った。

キム・ガヨン記者

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