【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル南方の平沢にある在韓米軍の烏山空軍基地から大型輸送機が次々に飛び立っており、中東へ派遣された可能性が指摘されている。航空機追跡サイトによると、先月下旬に烏山基地に飛来した輸送機「C5」「C17」が今月に入って次々に飛び立ち、大半がアラスカ・アンカレジの基地に向かったことが確認された。

 特に巨大輸送機のC5が烏山基地に飛来するのは異例とされる。先月下旬に少なくとも2機が到着し、同月28日と今月2日に韓国を出発した。米本土や中東に向かった可能性がある。

 また、在韓米軍は韓国内の他の米軍基地に配備されていた防空システム「パトリオット」の一部を烏山基地に移動させたことが確認された。こうしたことからパトリオットの一部がC5輸送機で移送されたとの見方もある。

 C17は今月3~7日に相次いで烏山基地を飛び立ち、少なくとも6機がアンカレジに向かった。

 ただ、こうした動向は韓米両軍が9日から実施する定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」に関連した動きの可能性もある。

 在韓米軍の戦力はまだ中東に派遣されていないが、イランとの交戦が長期化すれば中東派遣は時間の問題とも指摘される。

 韓米両軍は在韓米軍の戦力移動や再配置に関し、言及を避けている。在韓米軍は「朝鮮半島で強力な戦闘遂行能力を備えた戦力体制を維持することに集中している。韓国防衛に対する確固たる公約も維持している」と強調した。

 韓国国防部の当局者も「在韓米軍の戦力運用に韓国政府が言及するのは適切でない」としたうえで、「韓米は緊密に意思疎通し、連携を続けていく」としている。

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