▲イラスト=UTOIMAGE

 日本で、子どもや女性、高齢者など弱者を狙って、すれ違いざまにわざと肩をぶつけていく「ぶつかり行為」が多発し、問題になる中、名古屋を訪れた韓国人家族も同じ被害にあっていたことが分かった。

【動画】韓国人の母娘が名古屋のコンビニで遭遇した「ぶつかり族」

 夫と幼い娘と共に2024年7月に名古屋を訪れたAさんは、今月10日に自身のインスタグラムに「私もやられたし、娘もやられたオッケパン(肩でのぶつかり行為)とチムパン(荷物でのぶつかり行為)」と書き込み、当時の動画を投稿した。

 Aさんが投稿した動画とその説明によると、Aさん一家は名古屋でコンビニエンスストアに入り、商品を選んでいた。Aさんは夫と娘の様子をスマートフォンで撮影していたところ、一人の日本人女性がAさんの背後から近づき、肩をぶつけて去っていったという。Aさんは驚いて「あっ」と声を上げ、スマートフォンも揺れた。

 さらにこの女性はAさんの娘にそれとなく近づくと、脚と荷物の入ったビニール袋を娘の顔にぶつけて通り過ぎた。Aさんの娘は身長が大人の腰の高さほどで、女性の荷物が顔に当たるとバランスを崩して陳列棚にぶつかり、困惑した表情を見せた。この女性は、そのすぐそばにいたAさんの夫の横はそのまま通りすぎた。

 その後、コンビニを出たAさんが女性に抗議すると、逆にこの女性はAさんの様子をスマートフォンで撮影し始めたという。

 Aさんは「悔しくて記憶の奥にしまっていたんですが、最近東京で起きた出来事を見て、腹立たしい記憶がフツフツとよみがえってきました」として「私がやられたのは我慢できますが、娘がやられたのは我慢できません」「あの人は反省してないだろうけど、日本の大勢の人たちがこの動画を見て、二度とこんなことが起きないことを祈っています」とつづった。

 この動画はアクセス数が1000万回を超えた。コメント欄には「東京に住んでいるけど、数えきれないほどやられた。動画を見るとトラウマがよみがえる」と同様の経験をつづる人もいた。

 この投稿には日本人も「ショックだ。日本の女性がやったことに対して、日本人として謝罪する」「代わりに謝る。こういう人間が都市には結構いて、日本人としてもこういう経験をしたことがある」などの反応を示した。

 このように日本では、公共の場所で子どもや女性、高齢者など弱者にわざとぶつかって怒りを表す「ぶつかり族」の迷惑行為が多発し、被害動画がネット上に投稿されて問題になっている。

 先月末には東京・渋谷でも、一人の女性が台湾人の子どもをわざと突き飛ばして去っていく様子が捉えられ、批判を浴びた。動画には、横断歩道で少女が写真を撮るためにVサインをしていたところ、反対側から歩いてきたマスク姿の女性に突き飛ばされる様子が映っていた。

 駐日中国大使館も4日、中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで「最近、日本では他人にわざとぶつかる事件が相次いでおり、社会世論の焦点となっている」として「日本に滞在中の中国国民に注意を要請する」と呼びかけた。

チェ・ヘスン記者

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