【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央放送は16日、前日に実施された最高人民会議(国会に相当)の選挙で投票した主要人物について報じ、朝鮮労働党の「10局」(旧統一戦線部)の部長を務めていた李善権(リ・ソングォン)氏を北朝鮮の名目上の野党である「朝鮮社会民主党」の中央委員会委員長と紹介した。 

 北朝鮮は南北関係を「敵対的な二つの国家関係」と宣言した後、対韓政策を担った統一戦線部の名称を10局に変更。李氏は先月開かれた第9回朝鮮労働党大会で、同局の部長職を退いたことが確認されていた。

 李氏が委員長を務める朝鮮社会民主党は、宗教政党の「天道教青友党」とともに、北朝鮮が複数政党制を認めていると宣伝するための名目上の政党だ。朝鮮労働党と路線を同じくする右派であり、野党としての役割は果たせない。

 朝鮮社会民主党は韓国の政党や市民団体、宗教界のカウンターパートとして南北交流に携わるほか、対韓宣伝の主体として登場することが多く、韓国を対象とする事実上の統一戦線組織としての性格も帯びている。 

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