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慰安婦被害者侮辱の団体代表 逮捕状審査に出席=死者名誉毀損容疑など
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は20日、旧日本軍の元慰安婦被害者を侮辱する集会を繰り返すなどして死者名誉毀損(きそん)などの疑いが持たれている保守系市民団体「慰安婦法廃止国民行動」のキム・ビョンホン代表の逮捕状を発付するかどうかを判断する審査を開く。金氏の逮捕の可否は、早ければ同日中にも決定する見通しだ。
午後1時20分ごろ地裁に到着したキム氏は、慰安婦被害者への名誉毀損容疑に対する心境を記者団から問われるも、これに応じることなく、足早に法廷へ向かった。金氏は先月の警察による初回の取り調べでは「慰安婦は売春に従事していた女性だ」という主張を繰り返した。
キム氏は昨年12月、慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置されているソウル市内の高校2校の正門前で、「校庭に慰安婦像を建て、売春の進路指導をしているのか」などと書かれた横断幕を掲げた疑いが持たれている。
キム氏は2024年から全国にある少女像を訪れ、「撤去」と書かれたマスクを付けたり黒いビニール袋をかぶせたりするなどの活動を行ってきた。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は今年1月、SNSで「正気とは思えない死者名誉毀損だ」などとキム氏を強く非難した。
警察は今月13日、情報通信網法上の名誉毀損や死者名誉毀損、児童福祉法違反、集会およびデモに関する法律違反の疑いでキム氏の逮捕状を請求した。
キム氏は慰安婦被害者を支援する団体がソウルの日本大使館付近にある「平和の少女像」前で開く定例の「水曜集会」に合わせ、これに対抗する集会を25日に開くとしている。