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 【週刊朝鮮】韓国SBSの時事番組『それが知りたい』の制作陣が過去に李在明(イ・ジェミョン)大統領のいわゆる「組織暴力団関係説」を番組で扱ったことを正式に謝罪した。

 制作陣は20日に声明を出し、2018年7月21日に放映された「権力と組織暴力団-パタヤ殺人事件から1年」編について「確かな根拠なしに疑惑を提起したことを謝罪する」と表明した。

【写真】SBSの時事番組『それが知りたい』の李大統領と組織暴力団に関する回の画面

 番組は李在明(イ・ジェミョン)大統領が京畿道知事だった2007年、暴力団「城南国際マフィア派」の2人の弁護人リストに名前があったと主張し、城南市の政界と組織暴力団との関係疑惑を報じた。

 制作陣は番組放映後も捜査や裁判の経過を伝えてきた。京畿盆唐警察署は2018年11月、事件を不起訴相当との意見を付して送検し、水原地検城南支庁も同年12月に不起訴とした。

 さらに「2021年の大統領選挙前に李在明候補は城南国際マフィアから金品を受け取った」と主張した張永河(チャン・ヨンハ)弁護士に対し、大法院(最高裁判所に相当)は12日に公職選挙法上の虚偽事実公表罪で懲役1年、執行猶予2年の判決を確定したことも伝えた。

 制作陣は「李在明大統領と城南国際マフィアとの関係疑惑については法的に事実でないことを確認した」として、今後「SBSジャーナリズム準則を厳格に守り、正確かつ客観的な番組を制作する」と表明した。

 SBSは『8時ニュース』でも報道による被害の回復に必要な対応を行うことと、問題となった番組を再視聴サービスなどから削除することを伝えた。

 今回の謝罪は大法院判決と青瓦台(韓国大統領府)の要請を受けた直後に行われた。青瓦台は前日の大法院判決に基づき、関連する報道を行ったメディア各社に訂正報道を要請した。

 李在明大統領も同日、自らのSNS(交流サイト)に「『李在明と組織暴力団の関係説』を広めた『それが知りたい』は果たして素直に訂正報道を行うのか、行うとすればどんな内容になるか気になる」と投稿した。

 李在明大統領はさらに「政治的な目的で虚偽の墓に人間を埋葬することの再発防止には、虚偽を主張した国民の力や『それが知りたい』などの捏造(ねつぞう)番組に対する反省と謝罪が必要だ」「私も出過ぎた望みかもしれないが、申し訳ないという素直な一言が聞きたい」との考えも示した。

ペク・チナ記者

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