▲写真=UTOIMAGE

 日本の高市早苗首相が米日首脳会談後の夕食会で訪れたホワイトハウスで両腕を上げて楽しそうに踊っている写真が公開されるや、日本国内で賛否両論が巻き起こっている。

 米ホワイトハウスの公式ホームページには、19日(現地時間)にドナルド・トランプ大統領が高市首相ら日本側関係者を招いて主催した夕食会の写真14枚が掲載された。

【写真】両腕を上げて楽しそうに踊る高市首相

 公開された写真のほとんどは出迎え・握手・あいさつ・見送りなどの様子だが、最初に公開されている写真はスーツを着て左手にバッグを持つ高市首相が両腕を上げて踊る姿で、話題になっている。

 その写真を見ると、高市首相は興奮した様子で口を大きく開けている。

 高市首相の後ろに赤い制服を着て演奏する軍楽隊が写っていることから、日本のロックバンドX JAPAN(エックス・ジャパン)の楽曲『Rusty Nail(ラスティ・ネイル)』の演奏に合わせて踊っている様子と推測される。

 高市首相は交流サイト(SNS)の自身のアカウントに「昨日の夕食会では、夕食会場の外に私が到着したら、軍の音楽隊の方々が、X Japanの『Rusty Nail』を演奏してくださり、大感激でした」と投稿していた。

 X JAPANは、大学時代にロックバンドでドラムを担当していた高市首相が好きなバンドだ。

 特に、『Rusty Nail(ラスティ・ネイル)』は高市首相がテレビ出演時に自ら歌ったこともあるほど好きな曲として知られている。

 この日の選曲はトランプ大統領が自らしたとのことだ。

 日本の首相官邸がSNS公式アカウントに投稿した動画にも、高市首相が軍楽隊の演奏に合わせて体を揺らしながら歌う様子が一部含まれていた。

 トランプ大統領の歓迎を受け、米日首脳の夕食会が成功したことを強調するためのようだ。

 ただし、こうした様子に対して日本国内の一部からは「恥ずかしい」「AI(人工知能)の合成写真だったら良かったのに」といった批判的な反応もある。

 「米国は日本を下に見ているから、こんな写真を最初に載せている」「イランで多くの人々が亡くなっているのに、日本の首相は踊っている?」といった意見もあった。

 22日、SNS上では一時、「#高市早苗は日本の恥」というハッシュタグが広がった。

 だがその一方で「主催者側のサプライズにこれほど喜ぶ姿を見ると、私でも最初に投稿しただろう」「自国の運命が懸かっているのだから、何でもしなければならない立場にある」など、十分に理解できるという肯定的な反応も寄せられている。

 高千穂大学の五野井郁夫教授(国際政治学)は日刊ゲンダイの取材に「トランプ大統領に面と向かって『国際法違反だ』と毅然(きぜん)と突き付けてしまえば、交渉は物別れになるから、褒めてご機嫌を取るのは戦略の一つだろう。しかし、大好きな曲が流れて大ハシャギしたり、ハグしたりといった行動はやり過ぎだ」と指摘した。日刊ゲンダイは「こんな調子では、トランプ大統領に『サナエを手なずけるのは簡単だ』と思われても仕方ない」と書いている。

 高市首相は今回の訪米中、ジョー・バイデン前大統領をからかう写真を見て、こらえ切れない様子で大笑いして批判を浴びた。

 高市首相は、歴代米国大統領の写真が並んでいるホワイトハウス内の回廊で、ジョー・バイデン前大統領の写真の代わりに掛かっている「オートペン(Autopen)」と呼ばれる自動署名機の写真に指をさして笑った。

 オートペンの写真は、トランプ大統領が絶えず主張してきたバイデン前大統領の在任中の認知力低下疑惑を強調し、嘲笑する意図で掛けられたものと見られている。

 これについて、立憲民主党の小西洋之議員はSNS「X(旧ツイッター)」に「思わず目を疑った」「せめて見て見ぬふりができなかったのだろうか。米国民の皆さんに本当に申し訳ない」と投稿した。

イ・ジョンミン記者

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