政治総合
韓国与党・共に民主党が委員長ポスト総取り宣言、野党・国民の力は「一党独裁宣言」と猛反発
韓国の進歩(革新)系与党「共に民主党」が、第22代国会後半期の院の構成に関して、17の常任委員長ポストを全て持っていくと表明した。保守系最大野党「国民の力」は「民主党が一党独裁を公に宣言した」と批判した。
【写真】大きな口でドーナツをほおばる共に民主党代表
鄭清来(チョン・チョンレ)民主党代表は23日、慶尚南道金海市烽下村で開かれた現場最高委員会議で「民主党は政権与党としての責任と国民に対する道理を尽くすため、後半期の常任委の構成と運営を100%務め、責任を持つようにしたい」と述べた。現在は議席数に応じて常任委員会17のうち10は民主党、7は国民の力が常任委員長を務めているが、これを全て民主党のものとして持っていく、というのだ。鄭代表は前日にも、議員総会で「1議席でも多い政党が常任委員長を独占する米国のように、後半期の院の構成で委員長は100%わが民主党でやりたい」と発言した。
この日、鄭代表は国民の力に向けて「国民の暮らしを担保にした無責任な怠業を、これ以上座視はできない」「22代国会の開会後、国民の力が委員長を務める政務委の法案通過率はせいぜい17.6%に過ぎず、今年は法案審査がただの1度もなかったという」「民生から顔を背け、国政の足を引っ張る行為」と主張した。
これは最近、李在明(イ・ジェミョン)大統領が「国会の立法があまりに遅い」と指摘したことと無関係ではない、と解釈されている。李大統領は今月17日、「政務委は資本市場法などを改正すべきなのに、野党が委員長だから何もできない」と語った。
野党は直ちに反発した。国民の力の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表は23日の最高委員会議で「多数党による国会の100%掌握宣言かつ、100%一党独裁の公開宣言」だと民主党を強く批判した。
宋院内代表は「鄭代表が22代国会後半期の院構成で常任委員長を100%独占することを公式に宣言した」とし「反憲法的かつ反歴史的な『独走と暴政の時代』が完成する」と語った。
また「鄭代表は、国会100%掌握宣言を議員総会で公式発表する前に、今月18日のユーチューブ番組『金於俊(キム・オジュン)のニュース工場』に出て、あらかじめ計画を報告した」とし「主な国政懸案を金於俊に事前報告し、協議し、承認を受けて最終発表している格好」だと指摘した。
兪鍾軒(ユ・ジョンホン)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版