▲イラスト=UTOIMAGE

【NEWSIS】中国のある男性が20年前に飲み込んだ体温計が腹部に残っていたことが分かり、現地で大きな話題になっている。

 香港サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)など複数の外信が14日に報じた。それによると中国浙江省温州に住む32歳の男性が先日、腹痛で病院を訪れたところ、十二指腸の中から異物が見つかった。男性は温州医科大学付属第一病院竜港院区で治療を受けたという。

【写真】レントゲンに写った体温計

 精密検査の結果、この物体は幼い時に飲み込んだ水銀体温計だったことが分かった。体温計は長期にわたり十二指腸に引っかかった状態が続いていたが、先端が腸の壁に触れているため穿孔(せんこう)や内出血を引き起こす恐れのある危険な状態だったという。

 男性は12歳の時に誤って体温計を飲み込んだが、親から叱られるのが恐くて何も言えなかったという。その後特に変わった症状は出ず、飲み込んだ事実を忘れて過ごしていたようだ。

 医療チームは内視鏡を使って約20分かけて体温計を取り出した。体温計は長期にわたり胆管近くにあったが、破損はなく水銀も漏れ出していなかった。ただし外の目盛りはほぼ消えてしまっていた。

 病院は「異物を飲み込んだ場合、直ちに食事などをやめ、会話も最小限にして病院で診察を受けねばならない」と強く勧めている。

 SCMPによると、中国では異物誤飲で病院で診察を受ける事例が毎年100万件以上報告されており、そのほとんどが子供や高齢者だという。魚や鶏肉の骨、バッテリー、磁石、入れ歯などを飲み込むケースが多いようだ。

 よく似たケースもある。昨年中国安徽省で60代の男性が胸の痛みを訴え病院を訪れたところ、子供の時に飲み込んだ歯ブラシが50年以上にわたり体内に残っていたことが分かった。

 これらのニュースにネットでは驚きの声と共に「体温計が割れなかったのは幸い」などのコメントもあった。

イ・ギジュ記者

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