韓国・光州市内の中心部で10代の女子高生を殺害した容疑が持たれているチャン・ユンギ容疑者(23)が、当初は職場の同僚の外国人女性に性的暴行を振るい、その後30時間にわたり追いかけたものの、見つからなかったため、犯行対象を変えていたことが明らかになった。

 光州・光山警察署は、ストーカー行為処罰法違反および性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(強姦〈ごうかん〉)・監禁などの容疑で、チャン・ユンギ容疑者をこのほど検察に追加で送致した。同署が5月29日に発表した。

 同署によると、チャン・ユンギ容疑者は今月3日、光州市光山区月桂洞で職場の同僚だった外国人女性に性的暴行を加え、その後複数回にわたりストーカー行為をした容疑が持たれている。同容疑者は被害女性に交際を求めたが、断られたのをきっかけに犯行に及んだことが捜査で分かった。

 チャン・ユンギ容疑者は被害女性の住居に侵入して性的暴行を加えた後、犯行が発覚することを恐れて殺害を決意したと見られている。犯行に及んだ日の午後、刃物や手袋などを購入し、被害者の住居周辺をうろついていたことが捜査で明らかになった。

 危険を感じた被害女性は同署にストーカー被害を通報した後、別の地域へ避難した。同署は身辺保護措置を取り、チャン・ユンギ容疑者にストーカー行為警告文書を発送した。

 その後、チャン・ユンギ容疑者は位置追跡から逃れるため持っていた携帯電話機を捨て、別の携帯電話機を使用して約30時間にわたり被害者を捜し回っていたことが明らかになった。

 同署は、チャン・ユンギ容疑者が被害女性を見つけられなかったため、帰宅途中の女子高生を襲ったものと見ている。同容疑者は女子高生を刃物で切り付けて殺害し、悲鳴を聞いて駆け付けた別の高校の男子生徒にも刃物で切り付けて負傷させた容疑が持たれている。

 同署はチャン・ユンギ容疑者を殺人・殺人未遂・殺人予備の容疑で逮捕し、送検した。 検察は勾留期間を延長した上で、犯行の経緯や計画性などに関する補完捜査を続けている。

パク・スヒョン記者

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