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二重まぶた整形の後遺症に苦しむ中国女性に巨額の示談金、裁判所が一部返還を命じた理由とは
【NEWSIS】中国で無免許の医師による美容整形手術を受けた女性が、目を閉じられなくなるという重い後遺症に悩まされ、巨額の示談金を受け取ったもののその後一部返還させられていたことが分かり、論議を呼んでいる。
【写真】二重まぶた手術の影響で目が閉じられなくなった中国の女性
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストなど海外メディアが5月31日(現地時間)、報じた。それによると、中国・江蘇省蘇州に住むワンさんは2020年、地元の美容整形外科で二重まぶたの手術を受けた。料金は約1万2000元(約28万3000円)だった。
ワンさんは手術を受けた直後から、激しい痛みとさまざまな症状に悩まされ、大きな病院で検査した。その結果、手術の失敗によって涙腺が損傷するなど、目を完全には閉じられない状態になったと診断された。その後再び手術を受けたものの、機能は回復しなかったという。
当局が調査した結果、この施術者は医師免許を持たない病院関係者で、病院側も無許可状態だったことが分かった。これによりワンさんは2022年、「9級障害」と判定された。
その後、刑事処罰を控えた加害者側がワンさんに示談を求め、ワンさんは約85万元(約2000万円)の示談金でこの問題を終結させることに同意した。その代わり、関連のネット投稿の削除や、さらなる問題提起をしないという条件が含まれ、これに背いた場合は示談金の一部を返還するという条項も盛り込まれた。
ところがその後、加害者側がSNS(交流サイト)でワンさんを中傷し、家族を侮辱する動画を投稿したことから、対立が再燃。ワンさん側も関連の事実を再び暴露したが、裁判所はワンさんが示談の条件に違反したとして、被害者のワンさんに示談金の一部返還を命じた。
ワンさんはSNSで「被害者が権利を守るのがこれほどまでに難しいとは」として「整形手術は慎重に決めるべき」と訴えた。
SCMPは、中国で美容整形手術の副作用・後遺症による重傷害事故が繰り返し発生していると指摘した。
イ・ギジュ記者