社会総合
定員5人の監房に12人…韓国で刑務所の過密化が深刻な問題に
【TV朝鮮】(アンカー)
韓国最大の女性矯正施設である清州女子刑務所では最近、わずか5坪(約16.5平方メートル)の部屋に多いときは12人が共に過ごしています。矯正施設の過密化が原因ですが、収容者の人権という観点はもちろん、刑務官の業務負担も限界に達しつつあります。イ・ナヨン記者がお伝えします。
【写真】5人部屋に12人…清州女子刑務所の内部の様子
(記者リポート)
紫の収容服を着た女性記者12人がわずか5坪ほどの収容室に座ると、肩がぶつかるほど部屋いっぱいになります。
「5,6,7,8,9,10,11,12、番号終わり」
この部屋の適正収容人員は5人ですが、実際はその2倍以上が一つの部屋にぎっしりと生活しています。
韓国最大の女性矯正施設の清州女子刑務所には定員を20%上回る人員が収容されており、刑務官1人が17の収容室を担当しなければなりません。
ここ6年で管理が難しい麻薬犯は2.1倍、精神疾患を持つ収容者は1.9倍、外国人は1.8倍に増えたため、収容者が暴れるなど突発的な事態も相次いでいます。
「私には罪がない! 出ると言ってるだろう! ここから」
増加する収容者をしっかりと管理できない環境のため、矯正効果も低下し再服役率はここ10年で20%以上の状態が続いています。
5人に1人は刑務所に戻る形です。
鄭成湖(チョン・ソンホ)/法務部長官
「矯正に対する投資や関心は韓国社会の安全を守るため、また社会が持続可能となるために最も重要と…」
矯正施設の拡充と刑務官の処遇改善はもはや先送りできない課題です。TV朝鮮、イ・ナヨンがお伝えしました。
(2026年6月21日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)