▲写真=NEWSIS

 【NEWSIS】 朴槿恵(パク・クンヘ)政権下のいわゆる「国政介入事件」で懲役18年の刑を受けて収監されている崔ソウォン(チェ・ソウォン、改名前:崔順実〈チェ・スンシル〉)受刑者。その娘チョン・ユヨン(改名前:チョン・ユラ)氏が、韓国政府から数千万ウォン規模(1000万ウォン=約106万円)の医療費の求償権行使を受け、母親の治療が困難な状況にあると訴えた。

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 チョン氏は去る5日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて「10年前、『刑務所側の欠陥工事が原因で、自分たちが支払うから訴訟だけは見合わせてほしい』と言っていた韓国政府が、今になって10年分の医療費の求償権を行使してきた」とし、「実に政権が3回も変わる間に積み重なった医療費で、以前のどの政権からも請求されたことのない医療費だった」と明かした。

 続いて「明白な過失を刑務所側が認め、訴訟は起こさない代わりに医療費を立て替えて支払うことで合意していた状態なのに、刑の執行停止が認められるやいなや、この金を払えと言うのは『(刑務所に)戻れ』と言っているようなものだ」「一瞬にして中卒になって資格も停止され、3人の子を食べさせるだけで手いっぱいの私に、一体全体、数千万ウォンにもなる医療費をどうやって支払えというのか、息が詰まりそうだ」とぶちまけたチョン氏。さらに「母と私は一日中、『いっそ死刑の方がマシだ』と言ってばかりいる」「夢も希望も今はなく、ただ老いた母が手術を受けて健康を回復することだけが私の最後の願い」と付け加えた。

 崔受刑者は2022年、清州女子刑務所収監中に落下物で脊椎を痛めて手術を受けており、6月1日には健康悪化を理由に3カ月間の刑執行停止延長決定を受け、現在は外部の病院で治療を続けている。

 朴槿恵政権時代の国政介入事件のキーパーソンである崔受刑者は、2020年6月に職権乱用権利行使妨害や特定犯罪加重処罰法違反などの罪で懲役18年、罰金200億ウォン(約21億円)、追徴金63億ウォン(約6億7000万円)が確定し、現在も服役中だ。娘のチョン氏は、知人から金を借りたのに返済しなかった詐欺や侮辱の罪などに問われて裁判にかけられ、今年5月7日に一審判決で懲役8カ月、執行猶予2年を言い渡された。

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