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「俳優ではない」として物議のAI女優、初の長編映画で主役に
【TV朝鮮】昨年ハリウッドで大きな議論を呼んだ「人工知能(AI)によるバーチャル俳優」が長編映画の主演を務めることになり、話題を呼んでいる。
【写真】AI女優ティリー・ノーウッドのSNS
米国の芸能メディアDeadlineが6日(現地時間)に報じたところよると、AI女優ティリー・ノーウッドがコメディ映画『Misaligned』で主人公を演じることになったという。
『Misaligned』は、肉体も幼少期もないAIのティリー・ノーウッドが、悪意あるボットによって欲望や衝動をふくらませることで経験する出来事を描く映画だ。オランダの女優兼プロデューサー、エリーヌ・ファン・デル・フェルデンが設立した英国の制作会社「パーティクル6」が制作している。
エリーヌ・ファン・デル・フェルデンは2025年にティリー・ノーウッドを誕生させた人物で、今回の映画について「間違いなく面白く、混乱に満ち、自己認識的なものになるだろう。非常にティリー・ノーウッドらしい作品になるはず」と期待を示した。
ティリー・ノーウッドは茶髪で標準的なイギリス英語で話すAI女優で、昨年10月にスイスのチューリッヒ映画祭の関連イベントで初めて紹介され、映画界に衝撃を与えた。
米国の映画俳優組合・米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAG-AFTRA)は当時、声明を発表し、「ティリー・ノーウッドは俳優ではない」とした上で「俳優たちの演技を盗んで俳優たちを失業状態に追い込み、出演者たちの生計を脅かし、人間の芸術性を毀損(きそん)する問題を引き起こすだろう」と批判した。
これに対し、エリーヌ・ファン・デル・フェルデンは「わたしたちは今でもスカーレット・ヨハンソンやライアン・レイノルズを見たいと思っているはずだ」とした上で「アニメーションで(『アナと雪の女王』の主人公)エルサを演出するように、コンピュータグラフィックス(CG)キャラクターも演出することができる」と反論した。