政治総合
「なぜソン・フンミンを呼ぶのか」と強い反発…韓国与党、聴聞会の参考人招致申請を撤回
韓国与党の一部議員が国会の聴聞会にサッカー韓国代表チームの選手を呼ぼうとしたり、企業が労働者に地域通貨で賃金を支給できるようにする法案を推進したりしたものの、批判の世論が高まったことで撤回した。
【表】アジアでも「サンドバッグ」と化した韓国サッカー
進歩(革新)系与党「共に民主党」の林五卿(イム・オギョン)議員は今月9日、韓国国会文化体育観光委員会に、大韓サッカー協会の聴聞会(22日開催)の参考人としてソン・フンミン選手=ロサンゼルスFC=と黄喜燦(ファン・ヒチャン)選手=ウルヴァーハンプトン=を呼ぶよう要請した。これに対し、翌日に米国で所属チームの試合を控えているソン選手らを呼び出すのは非現実的だとの批判が起きた。林議員は10日、フェイスブックへの投稿で「協会や代表チーム、海外のサッカーシステムを間近で経験した選手たちの声を聞くために参考人を申請したもの」だとしつつ、「党の意見や選手たちの試合日程、立場を総合的に考慮して申請を撤回した」と表明した。
また民主党の朴珉奎(パク・ミンギュ)議員は今月7日、地域経済の活性化に役立つとして、労働者の明示的な同意がある場合、使用者が労働者に対して賃金を現金ではなく「地域通貨」で支給できるようにする勤労基準法改正案を発議した。韓国労働組合総連盟(韓国労総)は「労働者の賃金は政策目的のための手段ではない」と指摘し、全国民主労働組合総連盟(民主労総)も「交渉力の弱い中小事業所や非正規職の労働者が対象になる可能性が高い」と反発した。朴議員は10日、法案の発議を撤回した。
金耿必(キム・ギョンピル)記者