【コラム】論文盗作に対する弁明

2013/03/24 09:37

▲朴垠柱(パク・ウンジュ)文化部長

 90年代末、夜間大学院に通っていた。期末試験の際、試験監督が席をはずすと、数人が本を取り出し答えを書いた。最初に本を取りだしたのは名前が広く知られている運動家だった。道徳性を「他人を刺す刃物」としてだけ利用する運動家を何人も見てきたはずだが、こうした厚かましい様子を見てあきれた。

 4学期目に入ると論文の話をした。「何から写せばいいか分からない」という冗談半分、本気半分の話が飛び交った。勉強に熱中..

続き読む