富士山大噴火なら…東京-名古屋の交通・工場は全面まひ

2014/10/04 11:29

被害額は推定2兆6000億円 1707年の宝栄噴火と同規模なら、東京にも10センチの火山灰 2000万人が呼吸困難で苦しむ恐れも

 1707年(宝永4年)、富士山が爆発して16日間噴火が続き、100キロ離れた江戸の空は火山灰で黒く覆われた。当時、噴火直前に起こった宝栄地震の被害と合わせて、約2万人が犠牲になった。今の富士山が当時の規模で噴火したとしたら、どの程度の被害が発生するのか。日本政府は、噴火を事前に予測し、最大75万人を避難させて人命被害を防ごうと計画している。しかし富士山が突然噴火した場合、人命被害は避けられない。..

続き読む