百済王の骨? 益山の双陵から人骨出土

2018/04/06 21:01

最近の再発掘で人骨が出土 「大きくて太く、男性の遺骨のようだ」

 「いや、これは人骨だが…1917年の報告書には、人骨があったという話はなかったじゃないか」

 先月中旬、全羅北道益山の双陵(史跡第87号)の大墓(別名「大王墓」)を発掘していた調査団員らは驚愕(きょうがく)した。およそ100年前に初めてここを発掘した日本の学者の報告書では全く言及されていなかった人骨が姿を現したからだ。墓の中にある「玄室」の中央に、花こう岩でできた「棺台」があり、その上にあった木箱..

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