暗殺された伊藤博文は死の直前に何を思ったか

2018/07/22 05:01

【新刊】黒川創著、キム・ユヨン訳『暗殺』(ソミョン出版)

 読売文学賞・毎日出版文化賞などの受賞歴がある作家の黒川創(57)が、ノンフィクション形式で書いた長編小説。原題は『暗殺者たち』。安重根(アン・ジュングン)がハルビン駅で暗殺した伊藤博文もまた、青年時代には暗殺者だったという事実に基づいた小説だ。伊藤博文は、天皇廃位を模索する学者を刀で斬ったことがある。その伊藤博文が安重根の銃弾に倒れたのは、暗殺者が暗殺された事件-というのがこの小説の基本的な立場..

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