「Kビューティー」対「Jビューティー」、世界市場で拮抗

2018/12/11 20:01

【特集】日本大衆文化開放20年

 「Kビューティー」vs「Jビューティー」。

 10年前まで世界の化粧品市場に「Kビューティー」という言葉はなかった。日本のブランドである「資生堂」「SK-II」「シュウウエムラ」などが世界各地で店舗を拡大し、猛威を振るっていたためだ。特にスキンケアにおいては匠(たくみ)の技を強調したイメージで人気を得た。

 そうした様相が一変したのは、2005年に登場した「BBクリーム」と、08年に登場した「クッシ..

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