1500年前の星空が刻まれた伽耶の古墳を発掘

2018/12/23 05:03

▲末伊山13号墳(慶尚南道咸安)の天井石にうがたれた星穴。伽耶地方の夏の夜空に見える星座を表現したもので、いて座とさそり座が見える。いて座には、東洋の天文思想で生命を象徴する南斗六星がある。下の写真は、18日に現場説明会が開かれた末伊山13号墳の様子。/写真=文化財庁・聯合ニュース

 満天の天の川、その中で「いて座」と「さそり座」は明瞭に見えた。1500年前の阿羅伽耶の王は、墓に横たわり、空の星がはっきりと刻まれた天井を見つめていた。

 「伽耶の星座」が初めて発掘された。文化財庁は今月18日、慶尚南道咸安郡と東アジア文化財研究院が調査を進めている咸安郡伽耶邑道項里936番地の「咸安・末伊山13号墳」(史跡515号)で、四方の壁に赤い染料を塗った竪穴式石槨(せっかく)墓を発見した..

続き読む