「2016年の小さな地震時に地熱発電の水注入をやめていれば浦項地震発生確率1%」

2019/11/16 10:00

浦項地震2年国際シンポジウム「10回以上警告信号あった」

 地熱発電によるものと明らかになった2017年11月15日の浦項地震(マグニチュード5.4)は、発生1年前の小規模地震時に水の注入さえ中断していれば、発生確率を1%に引き下げることができたという研究結果が発表された。

 ドイツ・ベルリン自由大学のセルジ・シャピロ教授は15日、浦項地震2周年国際シンポジウム「無視された警告音と教訓」で、「M2.3..

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