【朝鮮日報コラム】米中間「綱渡り外交」の有効期限は切れた

2020/08/02 11:01

航行の自由、ファーウェイ、領事館…「誰の味方か」選択を迫る米中

▲イム・ミンヒョク論説委員

 7月中旬、ハリス駐韓米国大使は韓国外交部(省に相当)の幹部を夕食に招き、「航行の自由作戦」(FONOP)に対する韓国政府の支持表明を要請したという。FONOPは米軍艦を南シナ海に入れ、この海域は全ての国が共通して使える公海であることを強調する作戦だ。南シナ海を巡る中国の領有権主張を違法と規定し、力で押さえるものだ。

 米国のFONOP支持要請は、これまで事務官レベルで行われていた。それを大使自ら腕..

続き読む