【記者手帳】選管委の人事に執着する下心

2020/10/02 14:49

 韓国で「司法壟断(ろうだん、利益を独占すること)」捜査が盛んに行われていた2018年7月、検察に出頭したある判事はこう証言した。「2016年12月に大法院(最高裁に相当)の裁判研究官だったとき、権純一(クォン・スンイル)大法官から電話がかかってきた。彼は『私が宣告した判決を民弁(民主社会のための弁護士会)が非難し続けているので、社会的弱者の事件であるハンセン病患者の事件を早く検討して上げろ』と言..

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