【萬物相】政治家への「風水テロ」

2021/05/22 18:01

 高麗時代、宋の風水師・胡宗旦は高麗の国運を弱めようとして、全国各地を回り石碑を壊し、釣り鐘を溶かしたという伝説がある。明の使臣・徐師昊は高麗時代の末期に「天子の機運」が起こることを防ごうと、(現在は北朝鮮にある)咸鏡南道端川に鉄杭5本を打ち込んだそうだ。朝鮮時代第22代王の正祖は「だから北側からは人材が出ない」と言った。壬辰倭乱(日本では文禄・慶長の役)の時、明の武将・李如松が全国40カ所余りの..

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