釜山市の釜山鎮警察署は9日、大企業の会長の側近などと偽って知人から2億ウォン（約1960万円）をだまし取った疑いで、70代の男を逮捕したと発表した。

　警察によると、男は2016年から3年にわたり「工事現場の食堂の運営権獲得や新築工場の設備受注などで便宜を図ってやる」と持ち掛け、知人2人から計2億ウォンをだまし取った疑いが持たれている。

　警察によると、男は、食堂や電気設備企業を営む被害者らに対し「..

　釜山市の釜山鎮警察署は9日、大企業の会長の側近などと偽って知人から2億ウォン（約1960万円）をだまし取った疑いで、70代の男を逮捕したと発表した。

　警察によると、男は2016年から3年にわたり「工事現場の食堂の運営権獲得や新築工場の設備受注などで便宜を図ってやる」と持ち掛け、知人2人から計2億ウォンをだまし取った疑いが持たれている。

　警察によると、男は、食堂や電気設備企業を営む被害者らに対し「日本の大企業の会長一家と親交がある」「大企業の会長の父親と親しい」などと人脈を誇示し、慶尚南道南海郡の発電所建設現場の食堂運営権、工場の電気設備工事権などをちらつかせて2億ウォンをだまし取ったという。

　男は「被害者たちから金を借りて返していないだけ」と容疑を否認しているという。警察はさらに被害者がいるのかどうか、捜査を進めている。

パク・チュヨン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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