原材料不足で大騒ぎしているのに…「積弊」扱いされて売却される韓国保有の海外鉱山(上)

2022/03/27 06:52

▲韓国鉱物資源公社が建設したマダガスカル・アンバトビーのニッケル鉱山開発総合施設

 李明博(イ・ミョンバク)政権の「資源外交」を積弊扱いし、海外鉱山売却を推進していた文在寅(ムン・ジェイン)政権は、最近の原材料価格の高騰を受け、売却作業の中断を指示したものの、中断も容易ではない状況だ。昨年改正された韓国鉱害鉱業公団(鉱害公団)設立法によって、公団は海外資源開発を中断しなければならないため、保有権益の売却を中断するためには法律を再改正する必要があるからだ。

 また、鉱山権益の売却は..

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