献金・贈り物・セックス…世界の政界を席巻する中国スパイ、対韓工作の実態とは(第2回)

2022/09/11 18:01

▲豪チャールズスタート大学のクライブ・ハミルトン教授が書いた書籍の韓国語版。/写真=朝鮮日報DB

■日本、台湾、フィリピンでも介入攻勢

 中国の政治介入攻勢は東アジアでも際立っている。日本で2019年、自民党の秋元司・衆院議員が中国の国有企業「500.com」から370万円の賄賂を受け取り、懲役4年の判決を受けたのがその証拠だ。国土交通副大臣を務める有力政治家を親中派にしようとした中共の狙いは白紙となった。

 台湾では少なくとも5000人を超える中共のスパイが活動していると推定されている。最近の総..

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