【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が２日発表した消費者物価動向によると、６月の消費者物価指数は前年同月比２．２％上昇した。５月（１．９％）に２％を下回った上昇率は再び２％台となり、今年１月（２．２％）以来５カ月ぶりの高水準だった。食品価格の上昇が続くほか、中東情勢への懸念から石油価格も上昇した。

　品目別では加工食品が前年同月比４．６％上昇した。２０２３年１１月（５．１％）以来の高水準で、全体の物価を..

【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が２日発表した消費者物価動向によると、６月の消費者物価指数は前年同月比２．２％上昇した。５月（１．９％）に２％を下回った上昇率は再び２％台となり、今年１月（２．２％）以来５カ月ぶりの高水準だった。食品価格の上昇が続くほか、中東情勢への懸念から石油価格も上昇した。

　品目別では加工食品が前年同月比４．６％上昇した。２０２３年１１月（５．１％）以来の高水準で、全体の物価を０．３９ポイント押し上げた。パン（６．４％）、コーヒー（１２．４％）、ハム・ベーコン（８．１％）などの上昇率が高かった。

　石油類は０．３％の上昇となり、再び上昇に転じた

　一方、農産物は１．８％下落した。ただ、鶏卵（６．０％）は上昇が続く。水産物は７．４％の上昇だった。

　経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が各国の比較に用いるコア指数（食品とエネルギーを除く）は２．０％、購入頻度が高く、支出の割合が大きい１４４品目で構成される生活物価指数は２．５％、それぞれ上昇した。

聯合ニュース

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