▲写真=NEWSIS
金建希(キム・ゴンヒ)夫人関連疑惑を捜査している閔中基(ミン・ジュンギ)特別検察官チームが7日、逮捕状の執行を試みる過程で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領と物理的に衝突していたことが分かった。
【写真】「けがする恐れがある」 令状執行を中止して引き返す特別検察官の車両
特検は同日午前8時25分から、京畿道義王市のソウル拘置所に収監されている尹前大統領を捜査室に連れていくため、逮捕状の再執行を行..
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▲写真=NEWSIS
金建希(キム・ゴンヒ)夫人関連疑惑を捜査している閔中基(ミン・ジュンギ)特別検察官チームが7日、逮捕状の執行を試みる過程で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領と物理的に衝突していたことが分かった。
【写真】「けがする恐れがある」 令状執行を中止して引き返す特別検察官の車両
特検は同日午前8時25分から、京畿道義王市のソウル拘置所に収監されている尹前大統領を捜査室に連れていくため、逮捕状の再執行を行った。しかし、尹前大統領が強く拒否したため、1時間14分で逮捕状の執行を中止した。特検は「けがをする恐れがあるという現場の意見を受け入れた」と説明したが、一方の尹前大統領側は「特検の令状執行の過程で尹前大統領が負傷した。法的措置を取る」と述べた。
尹前大統領側の宋振昊(ソン・ジンホ)弁護士と裵輔允(ペ・ボユン)弁護士は記者会見を開き、「約10人が両側から腕を組み、足をつかんで、椅子に座っている尹前大統領を車に乗せようとした」「尹前大統領が頑なに拒否すると、(特検チームは)再び椅子ごと持ち上げようとして尹前大統領が床に落ちた」と言った。さらに、弁護団は「(我々は)違法行為だと言ったが、特検関係者たちは『弁護人は出て行け』『公務執行妨害罪で処罰する』と脅迫した」と語った。
特検は、公認介入疑惑などを調査するとして、尹前大統領に対して先月29日と30日に出頭を求めたが、尹前大統領は応じなかった。これに対して裁判所から逮捕状が発行され、今月1日に最初の執行を試みたが失敗した。この時、尹前大統領のいわゆる「下着姿で抵抗」問題を巡って双方が攻防を展開した。
法曹界からは「陳述拒否権行使を予告した尹前大統領を特検が無理に強制勾引しようとしている」と指摘する声が上がっている。尹前大統領を先月10日に拘束した内乱特検は、その後、取り調べに応じない尹前大統領に対する強制拘引を3度試みたが、物理的な力は行使しなかった。進歩(革新)系市民団体「参与連帯」で公益法センター長を務めた高麗大法学専門大学院の朴景信(パク・キョンシン)教授も同日、交流サイト(SNS)「フェイスブック」に「特検事務室へ(尹前大統領を)移送するために物理的な力を行使するのは拷問でしかない」と言った。「刑事上、自分に不利な陳述を強要されない」という憲法上の権利を侵害するということだ。
「尹前大統領は拘束された直後から特検の取り調べや刑事裁判などに応じず、司法手続きを無視している」という批判も出ている。検察総長(検事総長)まで務めた尹前大統領が特検の逮捕状執行を「違法」だと主張して拒否しているのは、「司法被害者」だと印象付けようとしているのではないかということだ。次長検事を務めた経験のある弁護士は「尹前大統領が検事時代に召喚要求に応じなかったチェ・ソウォン(改名前は崔順実〈チェ・スンシル〉)受刑者に対する逮捕状を執行し、強制勾引したことを考えると、今回の令状執行拒否は共感を得にくいだろう」と話した。同受刑者は朴槿恵(パク・クンヘ)政権下のいわゆる「国政介入事件」で懲役18年の刑を受けて収監されている。こうした中、尹前大統領は「肩を負傷した」と主張したが、法務部(省に相当)は「診療の結果、問題はなかった」と明らかにした。
ユ・ヒゴン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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