▲写真=UTOIMAGE
今月4日に米ジョージア州にある現代自動車・LGエネルギーソリューションのバッテリー工場建設現場を米移民取り締まり当局が急襲し、韓国企業社員らを不法労働者として拘束したことに関連し、この取り締まりはジョージア州の政治家トリー・ブラナム氏の告発がきっかけだったことが6日までに分かった。
【写真】自称「トランプ精神の継承者」トリー・ブラナム氏
ブラナム氏は取り締まりの当日、自身のフェイスブックに「自分が..
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▲写真=UTOIMAGE
今月4日に米ジョージア州にある現代自動車・LGエネルギーソリューションのバッテリー工場建設現場を米移民取り締まり当局が急襲し、韓国企業社員らを不法労働者として拘束したことに関連し、この取り締まりはジョージア州の政治家トリー・ブラナム氏の告発がきっかけだったことが6日までに分かった。
【写真】自称「トランプ精神の継承者」トリー・ブラナム氏
ブラナム氏は取り締まりの当日、自身のフェイスブックに「自分が移民税関捜査局(ICE)にこの現場を通報した」とつづり、この事実を自ら公開した。投稿の中でブラナム氏は「ここ数カ月、人々はこの現場のドアの向こうで何が起きているのか、ひそひそとささやいてきた。ついに真実を突き止めたのだ」とした上で「法が無視される限り、私は黙っていない」と主張した。さらに、自身の政治的基盤であるジョージア州の住民に働き口を与えるのが当然だともつづった。
ブラナム氏はその後もSNS(交流サイト)に、移民取り締まり当局の急襲に関する投稿やコメントを繰り返し載せた。「韓国に拠点のある会社だという点と、ランウェイ(事業の初期生存段階)にあるという点を考えると、正気じゃないように思える」「韓国メディア2社と電話で話したところ、彼らは『今回の急襲を受けて、他の国々がこれからも米国で事業をしたがると考えているのか』と質問してきた。米国で事業ができるのは特権だ」とも書き込んだ。
ブラナム氏は、来年11月に行われる米下院議員選挙にジョージア州第12選挙区から立候補を表明している共和党所属の予備候補だ。ブラナム氏が開設した後援関連のホームページによると、同氏はオクラホマ出身で現在はジョージア州に住んでおり、米海兵隊で服務した経験がある。自らを「トランプ精神を最も確固として継承する候補」と紹介し、不法移民の取り締まりや銃規制反対に関する過激な主張を展開している。
キム・ボギョン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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