▲京畿道楊平郡庁。写真=聯合ニュース
京畿道楊平郡の「楊平公興地区開発特恵」疑惑により尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人の特別検察官(特検)捜査を受けた後、遺体で発見された楊平郡庁公務員A氏の遺族側が、警察の遺体解剖計画に対して、解剖は望んでいないことが明らかになった。
【写真】公務員が書き残した自筆のメモ
A氏の代理人を務めるパク・ギョンホ弁護士は11日午後1時9分ごろ、記者会見で、警察の解剖計画..
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▲京畿道楊平郡庁。写真=聯合ニュース
京畿道楊平郡の「楊平公興地区開発特恵」疑惑により尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人の特別検察官(特検)捜査を受けた後、遺体で発見された楊平郡庁公務員A氏の遺族側が、警察の遺体解剖計画に対して、解剖は望んでいないことが明らかになった。
【写真】公務員が書き残した自筆のメモ
A氏の代理人を務めるパク・ギョンホ弁護士は11日午後1時9分ごろ、記者会見で、警察の解剖計画に対して「ご遺族は『解剖しないでほしい』と言った。依頼を受けて警察に電話したが、つながらなかった」と述べた。警察は13日、A氏の解剖を行う予定だという。
パク・ギョンホ弁護士と遺族はまだA氏の遺書を確認していないとのことだ。同弁護士は「警察は(遺書を)持っているというが、公表しないそうだ。ご遺族も『見ていない』と言っている」と述べた。
パク・ギョンホ弁護士はまた、特検側が「高圧的な捜査はなかった」との見解を表明したことについては「まず調書閲覧を申請した後、それ(調書)を見て、私がどのような方法で行うべきか判断した上で進める」と言った。高圧的な捜査がなかったのが事実ならば、特検は調書の内容を公表すればいいということだ。さらに、「第三者である検察や警察に任せて、(真相把握を)進めるようにするのが通常の手続きだ。本人(特検)自ら(高圧的な捜査や懐柔などを)『していない』と言っても、(実際に)していないとは言えないではないか」と述べた。
A氏の遺体は10日に自宅で発見された。A氏は2日午前10時、容疑者として「金建希特検」の捜査に出頭した。初めての特検捜査だった。A氏は夜間も取り調べを受け、翌3日午前1時15分に帰宅した。そして、午前3時20分ごろ、自宅で「この世を去りたい」などつらい心境をつづった自筆メモを作成した。
イ・ミンジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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