▲イラスト=UTOIMAGE
冷凍ピザに毒草を入れて7回も妻を殺害しようとしたドイツ人の夫が裁判にかけられた。
DPA通信などの外信が23日(現地時間)に報道したところによると、ドイツ南部にあるバンベルク地方裁判所で、殺人未遂により起訴された男(56)の公判が開始されたとのことだ。男は2023年8月から昨年12月にかけて、トリカブトに含まれるアコニチン(aconitine)などの猛毒物質が入った毒草を冷凍ピザに入れるという手..
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冷凍ピザに毒草を入れて7回も妻を殺害しようとしたドイツ人の夫が裁判にかけられた。
DPA通信などの外信が23日(現地時間)に報道したところによると、ドイツ南部にあるバンベルク地方裁判所で、殺人未遂により起訴された男(56)の公判が開始されたとのことだ。男は2023年8月から昨年12月にかけて、トリカブトに含まれるアコニチン(aconitine)などの猛毒物質が入った毒草を冷凍ピザに入れるという手口で、同い年の妻を殺害しようとしたとして起訴された。
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男は犯行を7回も繰り返したが、妻は幸いにも一命を取り留めた。だが、妻は毎回入院治療を受けなければならず、中毒症状が原因でペースメーカーを埋め込むことになった。男が昨年末、最後の犯行を試みた時は、20代の息子までが毒入りピザを食べて命を落とすところだった。
捜査当局は、男が「殺人武器 トリカブト」などのキーワードを検索し、職場の住所で毒草を注文していたことを確認した。また、妻と息子が病院に搬送された時、男は「特に緊迫した様子もなく、状況を見守っていた」という救急隊員の証言も確保した。
男は犯行後、内縁関係の女性と共に旅行先で逮捕された。男は2022年にインターネット上で知り合ったこの女性と将来を誓い合い、新たな人生を送るために犯行に及んだことが捜査で明らかになった。また、追加捜索により、犯行に使われたとみられる毒性植物の残りも発見された。
現地メディアによると、法廷に立った男は、家族関係を尋ねる判事の言葉に「既婚だ」と答え、手には結婚指輪をはめていたという。妻側の代理人は「被害者は夫との関係を依然として維持している。夫が終身刑になって刑務所に閉じ込められることは望んでいない」と述べた。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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