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【NEWSIS】先月、フランスのルーブル美術館で8800万ユーロ(約155億円)相当の宝飾品が盗まれる事件が発生したが、同美術館のセキュリティー・システムのパスワードが「ルーブル(LOUVRE)」という脆弱(ぜいじゃく)なものだったことが明らかになった。米紙ニューヨーク・ポストが5日(現地時間)に報道した。
【写真】盗難事件の中心人物とされる有名インフルエンサー
報道によると、これは仏紙リベラシオ..
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【NEWSIS】先月、フランスのルーブル美術館で8800万ユーロ(約155億円)相当の宝飾品が盗まれる事件が発生したが、同美術館のセキュリティー・システムのパスワードが「ルーブル(LOUVRE)」という脆弱(ぜいじゃく)なものだったことが明らかになった。米紙ニューヨーク・ポストが5日(現地時間)に報道した。
【写真】盗難事件の中心人物とされる有名インフルエンサー
報道によると、これは仏紙リベラシオンが政府内部の文書を引用したもので、2014年にフランス国家情報システムセキュリティー庁(ANSSI)のルーブル美術館映像監視システムの監査により明らかになったとのことだ。
また、2014年以降に行われたルーブル美術館のセキュリティーに関する監査では、20年前のソフトウェア使用など、別の深刻な欠陥も見つかったという。
このような監査結果が出た後、ルーブル美術館がパスワードを変更したかどうかは確認されていないとのことだ。
4人組と推定される窃盗団は先月19日午前9時30分ごろ、ルーブル美術館の「アポロンの間」で8800万ユーロ相当のフランス王室宝飾品コレクション8-9点を盗んで逃走した。
窃盗団ははしご車を使って美術館の外壁の窓から侵入し、約7分後に窃盗行為を終えた後、電動スクーターに乗って逃走した。入場者が多い開門直後の時間帯に、大胆にも犯行に及んだものだ。
フランス捜査当局は、アブドゥライェ・N容疑者をはじめとする4人を逮捕・拘束した。このうち3人が窃盗行為に直接加わっていたと伝えられた。共犯1人はまだ逃走中だという。
ナポレオン1世がマリー・ルイーズ皇后に贈ったエメラルドやダイヤモンドのネックレスなど、盗まれた宝飾品はまだ回収できていない。
チェ・ヒョンホ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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