▲大庄洞開発不正疑惑事件に関与して特定経済犯罪加重処罰法違反(背任)などの容疑で起訴された南旭弁護士。/NEWSIS
京畿道城南市大庄洞の土地開発を巡る背任事件で起訴された民間事業者の一人、南旭(ナム・ウク)弁護士が「金万培(キム・マンベ)は大統領の任期中に出してもらえるだろうと、ピンと来るものがあったらしい。(監獄で)3年暮らすだけだろうという話をよくしていた」と話している内容が12日に公開された。
【写真】記者会見で通話録音記録を公開するペク・クァンヒョン氏
進歩(革新)系与党「共に民主党」の元権利党員で、ユ..
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▲大庄洞開発不正疑惑事件に関与して特定経済犯罪加重処罰法違反(背任)などの容疑で起訴された南旭弁護士。/NEWSIS
京畿道城南市大庄洞の土地開発を巡る背任事件で起訴された民間事業者の一人、南旭(ナム・ウク)弁護士が「金万培(キム・マンベ)は大統領の任期中に出してもらえるだろうと、ピンと来るものがあったらしい。(監獄で)3年暮らすだけだろうという話をよくしていた」と話している内容が12日に公開された。
【写真】記者会見で通話録音記録を公開するペク・クァンヒョン氏
進歩(革新)系与党「共に民主党」の元権利党員で、ユーチューバーとして活動しているペク・クァンヒョン氏が12日、大庄洞裁判関連の新たな録音記録を公開し「民主党は柳東珪(ユ・ドンギュ)元城南都市開発公社企画本部長を主犯として追い立てているが、実質的に利益を持っていった中心人物は金万培」と主張した。
ペク氏は12日に韓国国会疎通館で記者会見を開き、南被告と柳被告の間で交わされた電話録音ファイルの一部を公開した。この録取記録は2023年春ごろ、既に知られている「チョン・ヨンハク録取記録」より後の時期の会話だという。
録取ファイルの内容によると、柳被告は「李在明(イ・ジェミョン)と鄭鎮相(チョン・ジンサン)=元民主党代表室政務調整室長=と金湧(キム・ヨン)=元民主研究院副院長=と金万培と、みんなグルだ」と言い、南被告は「だから4人はみんな話がまとまってる」と応えた。
続いて南被告は「金万培が、自分は(監獄で)3年暮らすだけだろうと、周囲によく話していた」「『3年待てば、大統領の任期中に出してもらえるだろう』というような、ピンと来るものがあったらしい」と語った。
南被告は、今月7日の裁判では「柳東珪が『3年暮らすだけでいい』と言っていた」と主張していた。
だが、きょう公開された2023年の録取記録によると、この発言をした主体は柳東珪被告ではなく金万培被告とされていたわけだ。
ペク氏は、この内容を取り上げて「民主党が提起した『柳東珪・検察癒着説』は虚構であることが判明した」と述べた。
また「録音ファイルで、『3年暮らすだけでいい』と言っていた人物は柳東珪ではなく金万培」「大庄洞で最も多くの利益を取りまとめた金万培がこういう話を繰り返しやっていたという点が確認された」と主張した。
ペク氏はまた「李在明大統領、鄭鎮相・元室長、金湧・元副院長、金万培被告の4人が事前に企画して合意したという状況も録音ファイルに出てくる」「民主党が主張する『検察の無理な起訴』フレームは説得力が薄い」と述べた。
さらに「今回公開した内容はごく一部」だとし「実名や政治的にデリケートな内容がさらにあり、法律検討の後、順次公開したい」と語った。
ペク氏はTV朝鮮との別途のインタビューで「公開していない録取内容には数多くの実名が含まれている」とし「法的検討を通して段階的に公開する予定だが、政治家や法曹関係者などの醜悪な裏面が世間に明らかになるだろう」と語った。
リュ・ビョンス記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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