▲写真=UTOIMAGE
中国である女性がホテルにチェックイン後に払い戻しを求めたが、これを断られると客室を「水浸し」にするという事態が発生した。ホテルは結局、この女性を警察に通報し、女性はホテルに最初の予約金の280倍に当たる金額を支払うことになった。
【写真】「ひどすぎる」 日本で民泊した中国人観光客5人が大量のごみ放置したままチェックアウト
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、中国・海南島の..
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中国である女性がホテルにチェックイン後に払い戻しを求めたが、これを断られると客室を「水浸し」にするという事態が発生した。ホテルは結局、この女性を警察に通報し、女性はホテルに最初の予約金の280倍に当たる金額を支払うことになった。
【写真】「ひどすぎる」 日本で民泊した中国人観光客5人が大量のごみ放置したままチェックアウト
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、中国・海南島のあるホテルは先月28日、チェックインを終えた女性宿泊客から突然、客室予約金の払い戻しを求められたという。
女性が払い戻しを求めたのは「客室の状態が悪い」という理由からだった。これに対してホテルは無料で客室をグレードアップすると提案したが、女性は断った。ホテル側は「チェックイン後は取り消し不可能」という規定を盾に、女性の払い戻し要求を最後まで聞き入れなかった。
すると、女性は洗面台の水栓を開けたりシャワーを出したりして「報復」に出た。一晩中、流しっぱなしになった水によって女性が入った2階の客室は水浸しになり、漏れた水が1階ロビーの天井に染み出したため、ホテル側も事態を把握するに至った。当時の状況について、ホテル関係者は「水道の蛇口が午前2時から朝までずっと開いていた。壁と床が全てぬれて部屋全体が水浸しになっていた」と語った。
ホテルは被害額を2万元(約43万円)と算出し、女性を警察に通報した。警察の取り調べの末、女性は自身の容疑を認め、ホテルには3万元を賠償することで合意した。この女性は当初、予約サイトを通じてこの客室を1泊108元で予約していたが、その280倍に達する金額を払うことになったのだ。
宿泊施設において故意に過度な使用をし、事業主に損害を与えた事例は韓国でもあった。2023年、ソウル市麻浦区のある民泊施設で、中国人カップルの観光客が入室前に払い戻しを求めたものの断られたため、120トンに達する水と64万ウォン分のガスを使ったと報じられた。家主はこの時、ガス料金64万ウォン(約6万8000円)、水道料金と電気料金20万ウォンなど計84万ウォンの光熱費を請求されたという。家主が抗議メッセージを送ると、カップルは「中国大使館を通じてこの事案を問題化する」と脅してきたとのことだ。
パク・ソンミン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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