▲済州警察庁と道路交通公団、国立科学捜査研究所済州分院などが25日午前、済州市牛島天津港の乗合自動車突進事故現場で合同鑑識を行っているところ。/写真=NEWSIS
済州・牛島の自動車突進事故に関連して、運転者がブレーキを踏んでいないことが分かった。
済州警察庁が25日に明らかにしたところによると、同日午前に済州市牛島の天津港で済州警察庁と道路交通公団、国立科学捜査研究所済州分院などが乗合自動車突進事故現場の合同鑑識を行った。
【写真】ノーブレーキで突っ込む様子
警察が事故現場周辺の防犯カメラや目撃者の車のドライブレコーダー映像を確保し、分析した結果、車両が突..
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▲済州警察庁と道路交通公団、国立科学捜査研究所済州分院などが25日午前、済州市牛島天津港の乗合自動車突進事故現場で合同鑑識を行っているところ。/写真=NEWSIS
済州・牛島の自動車突進事故に関連して、運転者がブレーキを踏んでいないことが分かった。
済州警察庁が25日に明らかにしたところによると、同日午前に済州市牛島の天津港で済州警察庁と道路交通公団、国立科学捜査研究所済州分院などが乗合自動車突進事故現場の合同鑑識を行った。
【写真】ノーブレーキで突っ込む様子
警察が事故現場周辺の防犯カメラや目撃者の車のドライブレコーダー映像を確保し、分析した結果、車両が突進している間、ブレーキランプはともっていないことが分かった。この場合、自動車の欠陥による急発進というよりは、レンタカーの運転に不慣れなせいで事故が発生した可能性が強まる。
警察は前日午後9時3分ごろ、事故車両のドライバー(62歳)を病院で、交通事故処理特例法違反(致死傷)容疑により緊急逮捕した。容疑者は現在入院して治療を受けている。
容疑者は警察の取り調べで「車のRPM(毎分回転数)が急激に上がり、そのまま車が前に進んだ」と供述し、急発進を主張していると伝えられている。
事故現場の調査を終えた警察は、事故車両の事故記録装置(EDR)を確保して分析を行っている。警察は、容疑者に対して勾留状を請求することを検討している。
事故が発生したのは24日午後2時48分ごろのこと。済州市牛島面天津港に到着した渡航船を降りた乗合自動車が高速で走り、歩行者をはねた。この事故で、事故車両の同乗者と歩行者など3人が死亡した。また、合わせて11人(重傷2人、軽傷9人)がけがをした。
事故車両は船から降りて防波堤沿いに左折した後、急加速し、およそ150メートル疾走して事故を起こした。事故車両は渡航船待合室横にある道路標示板の柱にぶつかってようやく止まったという。
済州=呉在鏞(オ・ジェヨン)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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