▲メディアウォッチのピョン・ヒジェ代表/8月11日撮影
ソウル中央地裁は2日、朴槿恵(パク・クンヘ)政権下での国政介入事件の重要証拠となったタブレット端末に含まれた情報をJTBCが改ざんして報じたと主張し、名誉毀損罪で起訴されたメディアウォッチ代表顧問ピョン・ヒジェ氏に二審でも一審と同じ懲役2年の判決を言い渡し、身柄を収監した。ピョン氏は二審の審理段階の2019年5月に保釈されてから6年7カ月ぶりに収監された。
【表】崔順実国政介入事件に登場したタブレ..
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▲メディアウォッチのピョン・ヒジェ代表/8月11日撮影
ソウル中央地裁は2日、朴槿恵(パク・クンヘ)政権下での国政介入事件の重要証拠となったタブレット端末に含まれた情報をJTBCが改ざんして報じたと主張し、名誉毀損罪で起訴されたメディアウォッチ代表顧問ピョン・ヒジェ氏に二審でも一審と同じ懲役2年の判決を言い渡し、身柄を収監した。ピョン氏は二審の審理段階の2019年5月に保釈されてから6年7カ月ぶりに収監された。
【表】崔順実国政介入事件に登場したタブレット端末
ソウル中央地裁は「JTBCがタブレット端末の内容を改ざんしたとは見なせない」とし、「ピョン氏が漠然とした推測に基づき、繰り返し虚偽事実を主張した」と判断した。同地裁はまた、「ピョン氏が自身の誤りを反省しておらず、無分別に証拠を申請するなど裁判を遅延させようとした。ただ、一審判決を尊重し量刑は増やさない」と説明した。
ピョン氏は自著「孫石熙(ソン・ソクヒ)の呪い」とインターネットメディアであるメディアウォッチの記事などを通じ、「JTBCがキム・ハンス元青瓦台行政官と共謀してタブレット端末を入手した後、ファイルを勝手に改ざんし、チェ・ソウォン氏(改名前は崔順実=チェ・スンシル=)氏が使っていたかのように報道した」という虚偽事実を拡散したとして、2018年6月に逮捕、起訴された。一審は同年12月、起訴内容を認め、懲役2年の判決を言い渡した。ピョン被告の残り刑期は約1年1カ月となる。
JTBCは2016年10月、崔順実氏のタブレット端末を入手し、その内容を報道した。それが国政介入事件を介入する上で決定的証拠となった。
イ・ミンジュン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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