【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党・共に民主党の張京泰(チャン・ギョンテ)議員が国会のある女性秘書官にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして告訴された問題に関して、TV朝鮮が追加取材した内容をお伝えします。張京泰議員は繰り返しセクハラ疑惑を否定しています。ところが当時、飲み会に同席していた女性秘書官2人も、張京泰議員がセクハラをした状況を被害者に対して認めていたことが分かりました。2人はまもな..
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【TV朝鮮】(アンカー)
韓国与党・共に民主党の張京泰(チャン・ギョンテ)議員が国会のある女性秘書官にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして告訴された問題に関して、TV朝鮮が追加取材した内容をお伝えします。張京泰議員は繰り返しセクハラ疑惑を否定しています。ところが当時、飲み会に同席していた女性秘書官2人も、張京泰議員がセクハラをした状況を被害者に対して認めていたことが分かりました。2人はまもなく、警察でもこうした話をする予定だとのことです。ファン・ジョンミン記者の独自取材でお伝えします。
【写真】犯行現場で男性に首根っこをつかまれる張京泰議員
(記者リポート)
昨年10月の飲み会には張京泰議員と被害者、男性秘書官A氏と女性秘書官2人の計5人が同席していました。
それから約1年たって、A氏から性的暴行未遂に遭った被害者は、張京泰議員とA氏を告訴することを決心し、同席した女性秘書官2人に連絡しました。
「あらためて当時の状況を話してほしい」と言った被害者に対し、女性秘書官B氏は「背中をなでるように触っていたので、『触ってはいけない』と言った」と、もう1人の同席者である女性秘書官C氏も被害者に「手が伸びているのを見た」と話しました。
飲み会の二日後、補佐職員たちのグループチャットルームにも、B氏は「張京泰議員に、やめるように言った」、C氏は「被害者が『この方の手が私の下半身のある部位に載っているけど、これはいったい何?』と話すのを聞いた」という投稿があったという。
あるインターネット・メディアは、張京泰議員と親交のある男性秘書官A氏が被害者を除いて作ったグループチャットルームの内容を根拠に、「飲み会の翌日にB氏は『(下半身のある部位を触っていたら)分からないわけがない』と言った」として、セクハラは確認できなかったという趣旨の報道をしました。
ですが、B氏はこれについて、「私は背中を触るところだけを見た。下半身を触ったというのは当時は知らなかったからだ」と被害者に対して過去の発言内容を説明していたことが確認されました。
女性秘書官は2人とも今回の問題に関してかなりの負担を感じてメディアとの接触を避けていますが、警察の事情聴取では目撃したことを事実通りに話すつもりでいるとのことです。TV朝鮮、ファン・ジョンミンがお伝えしました。
(2025年12月2日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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