▲写真=UTOIMAGE
12歳になる前からスマートフォンを使用している子どもはうつ病や肥満、睡眠不足などのリスクが高まる可能性があるという研究結果が出た。
米紙ニューヨーク・タイムズなど海外メディアが1日(現地時間)報じたところによると、米国小児科学会(AAP)がこの日発行した国際学術誌「Pediatrics」で、スマートフォンを使用し始める年齢と健康の相関関係を扱う研究結果が発表されたという。米国国内の児童・青少年お..
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12歳になる前からスマートフォンを使用している子どもはうつ病や肥満、睡眠不足などのリスクが高まる可能性があるという研究結果が出た。
米紙ニューヨーク・タイムズなど海外メディアが1日(現地時間)報じたところによると、米国小児科学会(AAP)がこの日発行した国際学術誌「Pediatrics」で、スマートフォンを使用し始める年齢と健康の相関関係を扱う研究結果が発表されたという。米国国内の児童・青少年およそ1万500人を対象に実施した「脳認知発達研究」の資料を活用した研究だ。
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内容を見ると、12歳未満の子どものうちスマートフォンを持つようになった年齢が幼いほど、睡眠不足になる確率が高かった。また、12歳までスマートフォンを使用しなかった子どものうち、1年後にスマートフォンを持つようなった子どもはそうではない子どもに比べ、メンタルヘルスの問題症状や睡眠障害のリスクが高かった。
研究チームは「青少年期は睡眠やメンタルヘルスの面において、小さな変化で大きな影響を受ける可能性があるデリケートな時期」とした上で「スマートフォンをを使用し始める年齢も重要だ」と主張した。ただし、今回の研究は幼いうちからスマートフォンを使用することと健康の関連性を示してはいるが、その因果関係を立証してはいないため、限界がある。
ムン・ジヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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