▲写真=UTOIMAGE
イランが3月15日、イスラエルに向けて空襲を敢行した際、今回の戦争が起きてから初めて準中距離弾道ミサイル(MRBM)の「セッジール2」を使用したことが確認された。
イラン革命防衛隊(IRGC)はこの日、声明を通して「イスラエルに向けて54回目の報復ミサイル攻撃を敢行し、その際にセッジール2ミサイルを初めて使用した」と明かした。
セッジールは固体燃料を使用するMRBMで、射程は2000キロ前後に達..
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▲写真=UTOIMAGE
イランが3月15日、イスラエルに向けて空襲を敢行した際、今回の戦争が起きてから初めて準中距離弾道ミサイル(MRBM)の「セッジール2」を使用したことが確認された。
イラン革命防衛隊(IRGC)はこの日、声明を通して「イスラエルに向けて54回目の報復ミサイル攻撃を敢行し、その際にセッジール2ミサイルを初めて使用した」と明かした。
セッジールは固体燃料を使用するMRBMで、射程は2000キロ前後に達し、中東の大部分を打撃できる。固体燃料を使用するので液体燃料のミサイルより発射準備時間が短く、移動式ランチャー(発射装置)で運用できるので探知が難しいという特徴がある。総じて、運用がより容易かつ安全で、必要な軍需資源も少ない。セッジールは2008年に初めて公開され、09年には精度を高めたセッジール2が作られた。
セッジール2には、射程2000キロ基準で重さ700キロの弾頭を積むことができ、射程がもっと短い場合には最大1500キロまでの弾頭を積むことができるという。イラン国営の英語放送チャンネルである「Press TV」は「このミサイルの最大の利点は、非常に重い弾頭を積むことができるという点」だとし「従って、堅固に防護された軍事施設やインフラへの攻撃に適合していると評価されている」と報じた。さらに、1発のミサイルに複数の弾頭を積むMIRV(複数個別誘導突入体)システムを有しており、1回の攻撃で複数の目標を打撃できる、とPress TVは付け加えた。
IRGCが公開した動画を見ると、移動式ランチャーに載せてあるセッジール2がごう音と共に火炎を噴き出しながら一瞬で空へと飛んでいった。
IRGCはこの日、セッジールのほかにも中距離弾道ミサイル(IRBM)「ホラムシャハル」「カイバル・シェカン」「カダル」「エマド」なども発射したと発表した。その上で「イスラエル政権の航空作戦に影響を及ぼす意思決定中心部や軍需・防衛産業関連の中心インフラ、軍兵力の集結地などを成功裏に攻撃した」と述べた。
実際に15日、イスラエル中部やテルアビブなどの主要地域でイランの空襲の被害が生じたことが把握された。AP通信などによると、15日にテルアビブだけでも、攻撃による小規模な火災が23カ所で発生した。中部では米国領事が使用している住居用建物にミサイルの破片が落下し、2人が軽傷を負ったと伝えられている。
パク・ソンミン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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